あたらし(o-ω-o)

雑食音楽好きの日々です(・ω・´ 自分の日々のgdgdや、歴史に埋もれてしまった作曲家の再発掘・紹介など

F.ミーチャム:"フクシア・レヴェリ"&"ベゴニア・ワルツ" 

 

フランク・W・ミーチャム(1856-19091896?)はアメリカ・ニューヨークの作編曲家。
代表作"アメリカン・パトロール"作品92(1885)で有名。

今回はそのF.W.ミーチャムの作品から"花束(ブーケ) / The Bouquet"Op.65より
第4番"フクシア・レヴェリ"第1番"ベゴニア・ワルツ"を弾いてみました。

-作品詳細 - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

"花束(ブーケ) / The Bouquet"Op.65 (1883)
(初級者のための易しい小品集 / A Collection of Easy Pieces For Beginners)

No. 1 ベゴニア・ワルツ    / Begonia Waltz
No. 2 アマリリス・ギャロップ / Amaryllis Galop
No. 3 ヒヤシンス・マーチ   / Hyacinth March
No. 4 フクシア・レヴェリ(夢) / Fuchsia Reverie
No. 5 サボテン・ワルツ    / Cactus Waltz
No. 6 アザレア・レヴェリ(夢) / Azalea Reverie

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全6曲に花の名前が付けられている小品集です。



第4番 "フクシア・レヴェリ(夢)"

6/8拍子・ト長調。ABAの三部形式。

舟歌のように揺れる伴奏が、レヴェリ(夢)の中にいるような曲想。
中間部はホ短調で少し不安な感じ。

再現部では装飾が少し加えられて、最後は遅くなりながら静かに終わります。



第1番 "ベゴニア・ワルツ"

3/4拍子・ハ長調。ABCA。

3つの部分をもつ軽快なワルツ。
出だしのメロディは少し「ヨナ抜き音階」を感じさせ、
また"フクシア・レヴェリ"とも音使いが似ている気がします。

それぞれの部分を明確に弾き分けたい曲ですね。


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ミーチャムといえばアメリカン・パトロール!という先入観から
この曲集も「アメリカ臭いかな?」と勝手に想像していましたが
弾いてみると初学者のための純粋なクラシック曲だったので少し驚きました。

ミーチャムはこの他にも、こうした舞曲形式をもとにした
中級者向けのピアノ曲を多数作曲しているようです。


たぶん2013年最後の録音になりますが、何でミーチャムなのかは自分でも解りません(笑)
見つけてしまったら弾かずにはいられない的な。

今回動画内に使用した素敵な写真はいづれもAkinoAnnさんの作品を
"写真素材 足成"さんよりお借りしました((っ´ω`)(´ω`c))

category: ミーチャム,F.W.

tag: 音楽  あたらし作曲家紹介  F.W.ミーチャム 
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H.カスキ:歌曲"小屋は雪の下に眠る" 

 


ヘイノ・カスキ作曲 / エイノ・レイノ作詞:ミカ・ポホヨネン(テノール)

歌曲"小屋は雪の下に眠る (Mökit nukkuu lumiset)"(1949)


小屋は雪の下に眠り、上で猟師も横になる、

雄大な天は瞬く、聖なるクリスマスの今夜。


見て、煌めく光たちを、

すべての雪の輝きを、


山々の彼方に、森々に、

鏤(ちりば)むものは翼のように。

翼は天使のように。


主は彼(天使)を贈る。

プレゼントと共に子供たちのもとへ。

~1番の歌詞より


1.
Mökit nukkuu lumiset,
nukkuu hanki, tanteret,

tuikkii taivaan tähtivyö,
pyhä nyt on jouluyö.

Katso, valo välkähtää,
hanget kaikki kimmeltää,

yli vuorten, metsien,
käy kuin välke siipien.

Se on joulun enkeli.

herra hänet lähetti

kanssa joululahjojen
luokse pienten lapsien. ...


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クリスマス(イヴ)ということで今年はカスキの歌曲で。

作曲されたのは1949年。個性的でより豊かな音使いに加えて
変則的な拍子をふんだんに使うなど、雄大でドラマティックな
円熟した表現が素晴らしい作品です。


意味の訳は空苑のものですので参考程度に。。。
訳の後半は原文とは違う分け方をしてます。

category: カスキ,H

tag: H.カスキ  あたらし作曲家紹介 
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讃美歌伴奏。 

 

集まりから帰ってきましたヾ(*´▿`*)ノ

クリスマス会の伴奏として讃美歌"きよしこの夜"と"もろびとこぞりて"弾いてきましたよ!

うん。まあ成功なのではと思いました。フェルマータ後が合わないのはあったケド(汗)。


でも、やっぱり人前での演奏は違いますな!

いつもは一人で「近所の人には聴かれたくないなぁ。゚(゚இωஇ゚)゚。」とか

思いつつ弾いているので、人のためにというのは発表会的な刺激になります( ー`Дー´)


バスの中で聴いたのは"ヴィヴァルディ: 新発見 Vol.2"、アルカンの前奏曲Op.31、
ビル・エヴァンス・トリオのワルツ・フォー・デビィ。


背景を赤のタータンチェックで温かくしてみましたが、どうでしょうか(๑'д'๑)


小さい頃"きよしこの夜"を「きよしこ」という人の夜の歌だと思ってたのは秘密だ!

「きよひこ」的なかんz(

category: にっき(音楽)

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ダルゴムイシスキー:憂鬱なワルツ 

 

今回は生誕200周年と聞いてロシアの作曲家アレクサンドル・ダルゴムイシスキー(1813-1869)
"憂鬱なワルツ"(Valse mélancolique)を弾いてみたので紹介します。(←年内にギリギリ間に合った人)

ダルゴムイシスキーは特にオペラに於いて、グリンカのようにロシア音楽の発展に貢献した人物で
代表作は歌劇「石の客」や「ルサルカ」、「エスメラルダ」など。


今回はダルゴムイシスキーのピアノ曲集から最も人気が高いと思われる"憂鬱なワルツ"の紹介ですが
その他の曲を見ても1~3ページのものが多く、この曲も2ページと短い小品なので
(この曲を含め)曲によってはスケッチ的な要素が高いのかもしれません。



A.ダルゴムイシスキー:憂鬱なワルツ (演奏:空苑)

ト短調。A-B-Aの三部形式。

曲は短い導入から始まり、同形の音価をもつモチーフに倚音や半音階を使っていて
ショパンのような感傷的な甘さが漂います。

中間部では、序盤長調に近寄りつつも、すぐに厚い属和音群に向かって引き戻されてしまう。

再現部はこれといった変奏もなく、あっけなく閉じられます。


全体的に見ると、機能的な和声とショパン的音使いの飾り気のないワルツのように見えます。
しかし、どこかオペラ作曲家らしい、グリンカないしロシア人らしい思い入れも感じられますね。


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はい。ということで、前述のように生誕200周年もあり弾かせて頂きました。
と言うことはアルカンと同い年ですね。

というか、秋を思わせる曲調だったので、この記事の最初は「秋ですねぇ。」とか言って
始める予定だったのですが12月になってしまいました(汗)。

うん。弾けてないのはいつものアレです。はい。(´・ω・`)ショボンヌ

技術的に9度の和音が1回出てきますが、発表会などでの中級者向きの曲として
良いかなぁと弾いていて思いました。


ではでは。他のピアノ曲もまた弾いてみたいですね。

category: ダルゴムイシスキー,A

tag: 音楽  あたらし作曲家紹介  A.ダルゴムイシスキー 
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