あたらし(o-ω-o)

雑食音楽好きの日々です(・ω・´ 自分の日々のgdgdや、歴史に埋もれてしまった作曲家の再発掘・紹介など

Ch.V.アルカン:"幻影"(エスキス Op.63-1) 

 

20130107a.jpg
アルカンのエスキスの楽譜。アルカン日本初出版本のプリズム版です。プリズムさんとは趣味が合いそう(笑)

どうも空苑です(*´ω`*)ノ"

今年最初の録音は、今年生誕200周年のCh.V.アルカンからってことで
エスキス Op.63から第1番"幻影"(ハ長調)を弾いてみました!


演奏:空苑

このエスキス(スケッチ集)は第1巻12曲、第2巻12曲、第3巻12曲、第4巻12曲、終曲の
49曲からなり、アルカンの作品がどの様な物かがよくわかります。
アルカン自身、知的な人で作品にもそれは表れているのですが、この小品集では
連続5,8度やクラスター、無調の試みなど実験的な要素も多く見られます。


今回録音した第1番"幻影"(第1巻第1番)は
印象派のような朧げで美しく、高音で歌われるメロディが特徴的です。
アルカン作品によくみられる最後のコラールも魅力の一つ。

またダンパーペダルをうまく使った曲とも言え、音域の広い伴奏を調和させ、
終盤ではその朧げな音の霧をフッと晴らすような効果が素晴らしい。


そしてこのエスキスでは一番簡単な曲という(汗)
音を追うのはアルカン独特のコツをつかめば簡単な部類ですが
ガラスの様なメロディを常に壊さないように気を付けるのが難しいです。

゚+。.≖ˇωˇ≖.。+゚+。.≖ˇωˇ≖.。+゚+。.≖ˇωˇ≖.。+゚+。.≖ˇωˇ≖.。+゚+。.≖ˇωˇ≖.。+゚+。.≖ˇωˇ≖.。+゚


今回は正月に間に合わせようとしてた大曲が間に合わなかったので
代わりに七草には間に合わせようとエスキスから選んでみました(-ω-;)
またエスキスから他の数曲を取り上げてまとめる予定でする。

では、よいアルカンイヤーを(笑)(´ω`)/

category: アルカン,C-V

tag: 音楽  弾いてみた  Ch.V.アルカン 
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C.V.アルカン:ピアノ独奏による交響曲 Op.39-4~7 

 

あいっ空苑です。∩*´ ᐜ `*∩アイ

今日は第二弾「あたらし作曲家紹介」やりまする! ◉◞౪◟◉✧ワーパチパチ←

今回はフランスの作曲家、シャルル=ヴァランタン・アルカン(1813-1888)の
短調による12の練習曲 Op.39より第4~7番 ピアノ独奏による交響曲
紹介します。

20120731.jpg
シャルル=ヴァランタン・アルカン:ピアノ独奏による交響曲Op.39・3つの悲愴的な様式による3曲Op.15他
レーベル:ハイペリオン 演奏:Marc-andré Hamelin(p)(マルカンドレ・アムラン)
Hyperion CDA67218

その前にちょっと説明。。。

C.V.アルカンはロマン派の作曲家で、ショパンやリストとも親交がありました。
作風としては交響的表現からくる超絶技巧が一番の特徴で、奇抜さもまた目を引きます。

しかし二度の世界大戦により弾き手・聴き手ともに失われ、現在の知名度はとても低い状態です。

ですが、音楽家・F.ブゾーニが重要な作曲家の1人として挙げたり、
そのブゾーニの弟子による演奏も残っています。
またピアニスト・A.コルトーの"コルトーのピアノメトード(邦題)"内で
すべての作品をレパートリーにするに値する作曲家としても挙げている、
注目すべき作曲家であります。

今回演奏で紹介するマルカンドレ・アムランさんをはじめ
普及に尽力されている方は増えてきているようです。


で今回紹介する曲が収められているOp.39についてもチョコッと。。。

ロマン派に多い機械的でなく芸術的な練習曲集で
ショパンのように12曲でまとめられていますが
4~7番を全4楽章の交響曲で、8~10番を全3楽章の協奏曲として
くくっているのが特徴で今回は交響曲の紹介です。


(`・ω・)/では楽章ごとの説明です


第4番 ハ短調 第1楽章 アレグロ・モデラート
弦楽のトレモロを表す8分音符の連続から静かに始まり、同時に
拍と微妙に噛み合わない感じのメロディが奏され展開していく。
後半は反対にドラマティックに盛り上がります。
この楽章だけでもアルカンの作曲技能・演奏技能の高さが解ります。
ソナタ形式のようです?←

第5番 ヘ短調 第2楽章 アンダンティーノ
歯切れの良い伴奏の葬送行進曲
厚くポリフォニックな和音を軽快に演奏しなければなりません。

第6番 変ロ短調 第3楽章 メヌエットのテンポで
アルカンらしい饗宴的(笑)な艶のある諧謔なメヌエット。
右手の3重ねのメロディが効果的です。
最後が第4楽章へ続かせるような締めくくり方になっています。

第7番 変ホ短調 第4楽章 フィナーレ プレスト
聴いた瞬間に、左手のオクターブの練習であることが1つ解ります。
右手も高速分散和音のパッセージが酷い。←
結構アルカンの曲では人気の曲ではないかと思います。
が、指定のテンポがM.M.=384(全音符=96)と演奏がとても難しく
ちゃんと弾ける人はなかなかいません。
聴いたらその超絶技巧に笑いが出ますよ(o´∀`o)アハハアハハ←


この交響曲としてまとめられている4曲はアルカンの交響的表現の
集大成とも呼べる作品ですね*´Д`*



. . . まぁ説明はこれくらいで実際に聴いてみませう(≖´◞౪◟≖`)+


演奏は上記CDと同じマルカンドレ・アムランです。
C.V.アルカン:交響曲 第4楽章"フィナーレ" Op.39 短調による12の練習曲より

僕的には全部好きなのですが
今回、一番聴きやすく人気のフィナーレを選曲しました。

かっこよい(´ω`)

この曲のアムランの演奏は世界最高水準です。



☆告知☆
来年2013年はアルカン生誕200年の記念年です。
なので、なにかしたいとは考えていまする(`-ω-)


みなさんも、時代に埋もれた可惜し作曲家を新しぃレパートリーに加えてみては?

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