あたらし(o-ω-o)

雑食音楽好きの日々です(・ω・´ 自分の日々のgdgdや、歴史に埋もれてしまった作曲家の再発掘・紹介など

E.ローデ:「狩人の帰還」作品50-4 

 

今回も「あやつり人形(マリオネット)」で有名なE.ローデの作品を録音しました~。

ローデで前に録音した「バルカロール(舟歌)」(第1番)と同じ作品50より
第4番「狩人の帰還」を録音しました。英題は「Hunter's Return」です。



ヘ長調の6/8拍子。勇ましいホルンの描写で始まります。
(詳しく言うと"ホルン5度"というのが使われて、といいます)

形式的にはa:||ba'-||:c:||-aba''の3部形式で、
最初にAllegretto graziosoという指示がありますが、主題a部のあとのb部(00:37)は
いきなり変イ長調に転調し、優雅というか(狩人なのに)英雄的になるのが斬新です。

中間部c(01:17)は普通に変ロ長調に転調し、メロディが左手にも移るのが特徴。
こちらも少し優雅な感じで、ホルンもときどき顔を見せます。

最後のコーダ(02:50)でもホルンが活躍ながら細かいパッセージで盛大に締めくくられます。


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「バルカロール」と同じく標題的な曲で、またその表現が個性的なところが
ローデの本当の面白さなのかなぁと何曲も弾くうちに思います。

"狩人"が着想の根本ですが、b部を聴くと(自分では)ショパンの
"英雄"ポロネーズみたいな壮麗さがあります。(調が一緒だから?(笑))

あと、ロマン派音楽であることと、ちょっと中級よりな曲なのでなのか
メロディに半音階を混ぜて甘く仕立てているのが、「どんな姿の狩人なのか」を
想像できなくさせるのも、これはこれで面白いです(笑)。

演奏は、もう少し練習が要ったかなと思うところばかりですが
まぁ、それはいつもな感じですね(^▿^

ではでは、こんな感じで~( ・∇・)ノ


今回の楽譜↓
HathiTrust Digital Library - The Music students piano course 3:4 より (1903)

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E.ローデ:"バルカロール(舟歌)"(作品50-1) 

 

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センニンソウ。

今回もE.ローデの作品を弾いてみましたヽ(・ω・)ノ←

エドゥアルド・ローデの6つの性格的小品 作品50より第1番"バルカロール(舟歌)"です。



ト長調の9/8拍子。3部形式。(a:||ba-cc-ab[coda])

主題aは弾き始めからメロディに半音階が現れるのでペダルと合わせるのが難しいです(汗)

装飾音や駆け上がる音階などにより開放的な華やかさがあります。

主題aが終わるとイ短調で少し不安な展開bがありますが、

すぐに半音階を伴うバルカロールらしい移行によって再現aに立ち直ります。


提示部は左手のアルペジオが基本ですが、ハ長調の中間部は

音域が広がり、両手で伴奏を取るという忙しいことになりますが

メロディと伴奏の掛け合いがゆったりとした波を表現しています。


最後のコーダはドラマティックに盛り上がる部分も聴かせどころです。


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構造的に"春の夢"に少し似ていますが、レベルはそれに比べると易しいです。

初の上~中の初級くらいってトコですかね。

前打装飾音ですが拍の頭に合わせる編集者の指示があったので全部それにしてみました(笑)。


E.ローデについての記事で合唱曲の「夏の夕べ」をOp.50としてましたが、よくよく確認した結果

今回の曲が収められたピアノ曲集"6つの性格的小品"がOp.50でした(>_<)スイマセン



今回の"バルカロール"、なぜか練習がダラダラ長くなってしまいました(´エ`)

録音もまだまだ自分の中では納得のいくものではないですが

一応ここで一区切りとします-ω-)っ

今回の楽譜↓
HathiTrust Digital Library - The Musician Vol. II (1897) より

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E.ローデ:"モーツァルトの像の前で"(作品36-3) 

 

20150414.jpg
シュンギクの花✿

前回の録音に続いて、またエドゥアルド・ローデの録音です!

E.ローデの有名な"あやつり人形(マリオネット)"が第5番として収められている
「フリーゲンデ・ブレッター」作品36より、第3番"モーツァルトの像の前で / Vor Mozart's Bildniss"
を弾きました。

"あやつり人形(マリオネット)"と同様に初級者向けの小品ですが
面白いのはモーツァルトへのオマージュというところですね。
タイトル訳では"像"とありますが、もう少し広い"肖像"という意味のようです。


ハ長調。A-(b-c-b)-Aの三部形式。

聴いてみるとあまりモーツァルトっぽくないのですが、ときどき古典派的なモチーフが
顔を出すのがほほ笑ましいと思います。

中間部の中ほど(0:53)では甘い和音のアルペジオでどちらかというとショパンのような気分。
曲の初めに"Con grazia."(気品を持って)とあるのでモーツァルトの人物像を想像しているのですかね。

また再現部前の経過句のエコー(こだま)のような表現(1:36)も面白いです。

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初級者向けとか言ってるわりに、白鍵が多いからかミスタッチが多発して
良いテイクがこれまで以上に出ませんでした

あらためてハ長調を美しく弾くって大変だなぁと思いました。

そしてやっぱり苦手なアーティキュレーション(強弱法)は
無視してるところもあるかなぁ、なんて後で思ったり。

あと、ショパンのような部分、モーツァルトの作品の中で
似たものがあった気もするのですが思い出せませんでした。グヌヌ...


ではでは、こんな感じで。(*´エ`)ノ

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E.ローデ:"春の夢"(作品122-2) 

 

「あやつり人形(マリオネット)」で知られるドイツの作曲家、
エドゥアルド・ローデ(1828-1883)の"春の夢"Op.122-2 を弾きました。

E.ローデについてはこちらの記事にまとめてます。


演奏・写真:空苑

曲は変ロ長調の3拍子。アンダンテで、タイトル通りのゆったりとした朗らかな曲想。

B部(0:33)ではハ短調に変わりますが調性がどんどん移ろい、また再現に到達します。

短い経過句を伴い変ホ長調のC部(1:24)に入ると、Piu lentoとさらにゆるやかになり、
息の長いメロディを降下していくアルペジオが支えて、夢見るような部分。

C部が終わると、B部が現れ夢から覚めるような効果が面白いです。

最後のC部が主調で現れた後、半音階を伴うアルペジオの上昇も魅力的です。


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ドイツロマン派期の作曲家ですが、春らしいサロン的でおしゃれな曲です。
和声もロマン派らしくテンションノートもみられ、作曲技術も安心でした。

技術的には、オクターブが届くならそこまで難しくはないと思いますが、速度決定が悩みました。
もう少し早く弾いてもいいかもですし、あとはaccel.でだんだん早くする部分でもまだまだかなぁと思います。


それにしても、今回のOp.122についての詳細は分かりませんでしたね(x_x )
分かるのは中級者向けのピアノ曲集ということだけです。

「あやつり人形」1曲だけではまだまだ評価してはならない作曲家ローデ。
もっと弾いてみたい作曲家だと思いました(*´▿`*)

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