あたらし(o-ω-o)

雑食音楽好きの日々です(・ω・´ 自分の日々のgdgdや、歴史に埋もれてしまった作曲家の再発掘・紹介など

H.カスキ:歌曲"小屋は雪の下に眠る" 

 


ヘイノ・カスキ作曲 / エイノ・レイノ作詞:ミカ・ポホヨネン(テノール)

歌曲"小屋は雪の下に眠る (Mökit nukkuu lumiset)"(1949)


小屋は雪の下に眠り、上で猟師も横になる、

雄大な天は瞬く、聖なるクリスマスの今夜。


見て、煌めく光たちを、

すべての雪の輝きを、


山々の彼方に、森々に、

鏤(ちりば)むものは翼のように。

翼は天使のように。


主は彼(天使)を贈る。

プレゼントと共に子供たちのもとへ。

~1番の歌詞より


1.
Mökit nukkuu lumiset,
nukkuu hanki, tanteret,

tuikkii taivaan tähtivyö,
pyhä nyt on jouluyö.

Katso, valo välkähtää,
hanget kaikki kimmeltää,

yli vuorten, metsien,
käy kuin välke siipien.

Se on joulun enkeli.

herra hänet lähetti

kanssa joululahjojen
luokse pienten lapsien. ...


- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -

クリスマス(イヴ)ということで今年はカスキの歌曲で。

作曲されたのは1949年。個性的でより豊かな音使いに加えて
変則的な拍子をふんだんに使うなど、雄大でドラマティックな
円熟した表現が素晴らしい作品です。


意味の訳は空苑のものですので参考程度に。。。
訳の後半は原文とは違う分け方をしてます。

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H.カスキ:カプリの春の朝(Op.25-3) 

 

今回はフィンランドの作曲家ヘイノ・カスキ(1885-1957)の第二回目ということで
Op.25-3"カプリの春の朝"を紹介したいと思います。
今回も参考音源はグロンダール同様、自演での紹介です(`・ω・´)

"カプリ"とはイタリアのナポリ湾に浮かぶ島。カプリ島。
カスキが1919年の34歳のとき"交響曲ロ短調"の成功により、1920年から
4年間ベルリン・イタリア・フランスに留学していた時期の作品。

Op.25についての詳細は今回分かりませんでした(´-ω-`;)
"カプリの春の朝"が第3番なので"(少なくとも)3つのピアノ曲"としか言えません。



やはりカスキらしい高音域や5度・4度和音など煌めく音使いもありますが、
最後の"ff cantabile"のカンツォーネの様に雄大な部分は分厚い和音に
低音も多く使われB♭0(ピアノ最低音のシ♭)まで出てきます。

作品全体としては2ページの小品である中にかなりの要素を詰め込んでいる感があります。
(カスキらしいといえばそうなのかもしれませんが)
そよ風の表現やさざ波の表現、光と影の表現。更に鳥の鳴き声のようなものまで。

演奏していると穏やかな船の揺れも感じ取れるので、上記の表現も考えると
カスキはカプリ島を実際に訪れ、気に入ったのかもしれません。
そのように考えるとOp.25の(少なくとも)他の2曲も母国フィンランド以外の国々を
描写したものなのかもしれませんね。

今回演奏した後に気付いたのですが、速度指定のAndanteに対して
カプリ島散策にはちょっと早歩きだったかなと思いました(汗)
その割りにはヘタクソですいません(´▿`;)

ではでは。惜し(あたらし)い作品を新しいレパートリーに!

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H.カスキ:夜の海辺にてOp.34 No.1 

 

20120925k.jpg

どもどもピアノを頑張ってるはず空苑です。
今日は久しぶりの"あたらし作曲家紹介"をします(`・ω・´)+

今回はフィンランドの作曲家ヘイノ・カスキ(1885-1957)の"夜の海辺にてOp.34 No.1"の紹介です

まず作曲家の紹介を少し。.。+゜+。.。+゜+。.。+゜+。.。+゜+。.。+゜+。

H.カスキはシベリウスの弟子であり、シベリウスにとても良く面倒を見てもらったそうです。
カスキの作品は印象派の様な繊細なものばかりでカスキ自身も
とても繊細な心の持ち主だったと言われています。
そして恩人シベリウスと同じ9月20日に亡くなります。

しかしカスキの名は、生きた時代の求める音楽でなかった為か、その死と同時に忘れ去られていきます。

ですが近年、日本のピアニスト舘野泉さんの尽力によりフィンランドでも再評価され
日本でも全音からの楽譜出版などメジャーになりつつあります。

.。+゜+。.。+゜+。.。+゜+。.。+゜+。.。+゜+。.。+゜+。.。+゜+。.。+゜+。.。+゜+。


今回紹介する曲"夜の海辺にてOp.34 No.1"は心に染み入るような(日本人向きな?)メロディと
波を表現する左手のアルペジオが特徴の小品。

短い作品ではありますが波のうねりや跳ね、繊細な煌めきなどの情景がうまく描かれています。
またメロディにもその洗練された繊細さや心情までもが見て取れます。


演奏:R.ラウリアラ

今回長調の作品の紹介も考えましたがカスキの名で一番に思い起こしたのがこの曲でしたし、
カスキの作品の美しさとカスキ自身の内面をよく理解できると思いこの曲を選びました。

長調の作品は高音がよく使われ、より印象派的なガラスの様なハーモニーが聴けます。


てことで冒頭の写真の舘野さんのCD紹介です。

夜の海辺にて-カスキ:作品集
舘野泉(p)ミカエル・ヘラスボ(fl)
レーベル/Finlandia Records(?)
WPCS-6307

中級者レベルの、純粋な作品として世界で愛されるべきカスキの作品。
レパートリーに加えてみてはいかがでしょうか?

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