F.リスト:ピアノ小品 嬰ヘ長調(S.192-4)
2015年最後の録音にフランツ・リスト(1811-1886)の"ピアノ小品 S.192-4"(嬰ヘ長調)を弾きました。
Andantinoの指示があるこの第4番は1876年(64歳)の時の作。
1ページと短く、無駄な音がなくデリケートな曲です。
最後に見せる和声が感動的ですが、どこか儚げで夕陽の輝きのように感じます。
リストというと技巧的な曲が一番に思い浮かびますが、
この曲は時期的には、いわば晩年期の特徴が現れ始めています。
その時期には無調を模索しだすわけですが、この曲の和声は印象派のような揺らぎがあります。
- - - - -
年末ですね~。
「初日の出を拝む人は多いが、年末の沈む夕陽に感謝する人は少ない」という言葉がありますが
年末になるとこの言葉を思い出して、それにこの曲が付いてくるのですよね。
今回の曲は僕がピアノを始める前くらいに出会った曲です。
当時はMIDIと全集CDくらいしか音源がありませんでした。
まだ、録音数が多いとは言えませんが良い曲です。
自分の演奏は納得できない個所だらけですケド(笑)。フレージングが何回やってもへたくそでした
この録音記事で今年最後。
2015年もおかげさまでブログを続けることが出来ました。
ではでは。ありがとうございます。
Andantinoの指示があるこの第4番は1876年(64歳)の時の作。
1ページと短く、無駄な音がなくデリケートな曲です。
最後に見せる和声が感動的ですが、どこか儚げで夕陽の輝きのように感じます。
リストというと技巧的な曲が一番に思い浮かびますが、
この曲は時期的には、いわば晩年期の特徴が現れ始めています。
その時期には無調を模索しだすわけですが、この曲の和声は印象派のような揺らぎがあります。
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年末ですね~。
「初日の出を拝む人は多いが、年末の沈む夕陽に感謝する人は少ない」という言葉がありますが
年末になるとこの言葉を思い出して、それにこの曲が付いてくるのですよね。
今回の曲は僕がピアノを始める前くらいに出会った曲です。
当時はMIDIと全集CDくらいしか音源がありませんでした。
まだ、録音数が多いとは言えませんが良い曲です。
自分の演奏は納得できない個所だらけですケド(笑)。フレージングが何回やってもへたくそでした
この録音記事で今年最後。
2015年もおかげさまでブログを続けることが出来ました。
ではでは。ありがとうございます。
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