あたらし(o-ω-o)

雑食音楽好きの日々です(・ω・´ 自分の日々のgdgdや、歴史に埋もれてしまった作曲家の再発掘・紹介など

ボンダジェフスカ:森のこだま(朝のさえずり) 

 

今回は「乙女の祈り」で有名なポーランドの作曲家・ピアニスト、
テクラ・ボンダジェフスカ(183?-1861)の「森のこだま(朝のさえずり)」をなんとか弾いてみました。



主題は変ロ長調の2/4拍子。大きく分けてABAの3部形式。

前奏は1羽の鳥のこだまが響いている様子(Echo.とあります)です。(0:00)

A部主題aは小鳥のさえずりとカッコウ(?)が交互に現れながら進行します。(0:27)
少しポルカの様な印象ですね。A部中間部bはオクターブ間でこだまが交互に現れます。(0:56)


中間部B部ではホルンの音色がいきなり力強く鳴り響きます(笑)(1:48)

A部は変ロ長調(♭2コ)。B部に入ると変ホ長調(♭3コ)になりますが
B部繰り返しで変ト長調(♭6コ!)に転調します。(2:18)
少し遠めの転調をしただけですが感動的な効果があり、またいかにもロマン派的です。

B部後半は森を進んで行くホルン、狩人たち?のような印象。(2:49)
そして、去って行ったと思ったら、極めつけのホルンが鳴らされます(笑)


森が静まった後、再現部に入り、鳥の歌が再開します。(3:40)

コーダも交互に32分音符の華やかなパッセージが現れます(5:08)が、演奏では力尽きてます(汗)


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めちゃくちゃ目が回る曲でした。

本当、両手の跳躍が多く、鍵盤がどこにあるのか、みたいになりました。
拍感、ミスタッチ、音圧(?)等失礼しましたー(´▿`;)

個人的にこの人の名前はバダルジェフスカの表記の方が馴染み深いのですが
発音サイトで確認したら確かにボンダ-と聞こえます。ボンダ...

副題?の"Carollings at morn"の"Carol"は"鳥のさえずり"の意味もあるようで
"morn"はmorn-ingの古い形で"朝"。。。ムム。


ボンダジェフスカはサロンのピアニストだけあって、他のどの曲でも難しい箇所がありますが
作品として面白く華やかな場面があり創作の意欲が感じられます。
ピアノの腕に自信がある方には、ぜひ魅力を引き出してほしいと思う作曲家です。

category: あたらし作曲家紹介

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シュモール:"馬車の小さな運転手"ギャロップ(作品50-5) 

 

フランスで活躍した作曲家、アントン・シュモール(1841-1931)
"若いピアニストの贈り物:進歩的で旋律的な25のレクリエーション"作品50より
第5番"馬車の小さな運転手、ギャロップ / Le Petit Postillon, Galop"を弾きました。



全5部のうち、第1部の最後の曲です。
ハ長調、2/4拍子。形式は前奏-A-B-A-[Coda]。
ブリュッセルのピアノ教師、A. Wouters夫人の若い生徒に。

"Postillon"は星座のぎょしゃ座で言葉が使われる"御者(馭者)"に相当するそうで
馬車使いや、馬を使った郵便配達人の意味のようです。

軽快な曲調と物語のような構成が楽しいです。

前奏はラッパの音で出発進行な感じでしょうか。
A部は軽快な馬の足音、B部は揺られながらゆったり進んで行くイメージです。


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この曲も結構楽しみながら弾くことが出来ました。

楽譜には、前奏と主題の間の複縦線にフェルマータが付いていますが
それ以外の指示がないので普通に停まりきっています(汗)
rit.でも良かったかもと一時考えましたが。ムムム...

第1部の5曲がやっと済みました~(o´▿`o)
最後にギャロップという曲種は嬉しいですね。

category: シュモール,A

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C.ジャヌカン:「鳥の歌」 

 

今回はピアノ曲ではなく、多声歌曲です。
動画紹介も兼ねて。変な曲です(笑)

フランス・ルネサンス期の作曲家クレマン・ジャヌカン/Clément Janequin (ca.1480-1558)
のシャンソン「鳥の歌」(Le chant des oiseaux)です。

シャンソンと言っても、この時代では多声の通模倣様式(今日のフーガのように
各声部が模倣し合う様式)の世俗的な"歌"がこのように呼ばれます。
イタリアではフランス風カンツォーナと呼ばれるのですかね。
この曲は標準的な4声です。

ジャヌカンはJ.S.バッハより約200年も前の人ですが、今回の「鳥の歌」では
ルネサンス期の超絶的な作曲技法の一つの粋を聴くことができます。


2人のうち女性の方はUp主のZvianeさん。

詩もありますが、様々な鳥の声をオノマトペを用いて模倣した標題音楽であることが分かり
こちらの動画は、視覚的に分かりやすく説明された掛け合いが楽しい作品です。

しかし、この作品の作曲された背景を見ると、それぞれの鳥が
当時のフランス宮廷人を比喩していると言われています。

- - -

今回の曲は、鳥を模倣しているけれど、その鳥は宮廷人を茶化すような表現でもあるという
その時代と、かつフランスのお国柄の趣味に関して興味深い作品です。

冗談に聞こえる中にも、ジャヌカンの名人芸的な感性と技術が光っていますし
時代的に考えても、ここまで楽しませられることはスゴイですね。

category: あたらし作曲家【番外編】

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A.シュモール:"ブランシュ、ポルカ"(作品50-3) 

 

引き続き、フランスで活躍した作曲家、アントン・シュモール(1841-1931)
"若いピアニストの贈り物:進歩的で旋律的な25のレクリエーション" 作品50より
第3番"ブランシュ、ポルカ / Blanche, Polka"を弾きました。


写真は第1番と同じく借りものです(^▽^;)

ブランシュも第2番と同じく女性名。
ハ長調、2/4拍子。ロンド形式、A:||BACA[Coda]。
ブレーヌ=ル=コント(ベルギー)の音楽教師、友人Élie Dehaspeの若い生徒に。

C部はハ長調の3曲目にしてやっと短調部分(平行調のイ短調)が現れます。(00:50)

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ポルカというと、ブンチャ♪ブンチャ♪ブンチャッチャ~♪みたいな伴奏を
思い浮かべますが第2番と同じリズム(ブンチャッチャ~の繰り返し)です(-▿-;)

今回の演奏はなんだか、少し機械的になったかなと思いました
強弱の変化がもうちょっと欲しかったかなとか。微妙なところですね(笑)


それから第1,2番の献呈先のフランス語の訳を間違えていました
「生徒の○○に」ではなくて「○○の生徒に」でしたm(_ _)m。多分。(ぇ)

ここで一旦、この作品50の続きはお休みします~。

category: シュモール,A

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A.シュモール:"マチルド、ショッティッシュ"(作品50-2) 

 

前回に引き続き、アントン・シュモール(1841-1931)
"若いピアニストの贈り物:進歩的で旋律的な25のレクリエーション" 作品50より
第2番"マチルド、ショッティッシュ / Mathilde, Schottisch"を弾きました。

マチルド(マティルド)は女性の名前で、ショッティッシュは舞曲の一種だそうです。
ハ長調、2/4拍子。ロンド形式のABACA[Coda]。
Triaille氏の若い生徒に。


スイセンノウ(フランネル草)

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このまま続けようか、どうしましょう(汗)

Schottischは大体「スコットランド風」ですが、舞曲なのでSchottischeのほうですね。
あまり日本では馴染みがないですケド、2拍子でポルカに近いとか。
次の第3番がまたポルカなのですが(笑)

category: シュモール,A

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